昨日『ダークナイト ライジング』クリストファー・ノーラン監督)を観た。長い上映時間にもかかわらず、ほとんど飽きることなく観ることができたので、それだけでもう十分。格好良い映像を眺めているだけでエンジョイできるんだから、それで良いだろうと思うのだが(キャット・ウーマンが乗りこなすバットポッドの格好良さといったら! あれは欲しい!)前作のジョーカーが仕掛ける「ゲーム」は、なかなか趣味の悪いものであってそこが良かったんだけど、今回はそういうのなくて、なんだか「ふつうの、むちゃくちゃな話」になっているような印象ではあった。ただこういう大作をきれいに、きっちりと終わらせているんだから、これはこれで良いんである。