読んだ本
休日初日だったので、調子に乗って3冊読み、読み終える。
- 作者: 中野剛志,柴山桂太
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/12/16
- メディア: 新書
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- 作者: 小野善康
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/01/21
- メディア: 新書
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はじめての法律学 -- HとJの物語 第3版 (有斐閣アルマ)
- 作者: 松井茂記,松宮孝明,曽野裕夫
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2010/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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有名私立大学法学部に入学し、学生生活をエンジョイするH。大企業からの内定を得て、あとは卒業するだけだ。結婚を考えている彼女とドライブに行き、ハイな(この「ハイな」という表現は、わたし自身の名誉のために言っておくと本文からの引用である)気分で酒を飲み、速度制限を無視して、車をぶっ飛ばす! 赤信号なんて無視で突っ切った。そこへ、女子学生Jが交差点へ現れる。想像通り、Hの車はJを轢き、しかしHはそのまま逃亡。Jは病院に運ばれたものの意識は戻らず、植物人間状態へ……
Hは容疑者として逮捕されるが、「僕、ヤッテナイヨー」と否認するも、同乗していた恋人に証言され刑務所に……
さて、意識が戻らないJ。Jの母親は、損害賠償請求をHに行うことを考え、あるいは病院に不手際があったのではないかと考え、病院への損害賠償についても考える。そして、Jの母親は、Jが生前「へんな延命は止してくれ」といっていたことを思い出し、迷った挙げ句、Jの生命維持装置を取ることを決めるのだった。しかし、それを行う法整備がなっておらんので、生命維持装置を取ってくれる病院を探し出し、「さよなら」と、Jを見送るのだった……
さて、なんでこんな陰気な話を読まなきゃならんのだ。